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どうして鬼は「藤の花」が苦手だったのか?鬼伝説を元に考察してみた

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どうして鬼は「藤の花」が苦手だったのか?鬼伝説を元に考察してみた

【マンガ】 鬼滅の刃(鬼滅の刃アニメ4話)

鬼滅の刃には「鬼は藤の花が苦手」という設定があります。そういう設定だと思って読みこんでいたのですが、そもそもなぜ藤の花が苦手なのでしょうか? 今回は、藤の花を嫌がる鬼を鬼伝説などの文献を元に考察してみたいと思います!


「鬼は藤の花が苦手」は鬼滅オリジナル

鬼滅の刃アニメ4話

日本や中国に伝わる「鬼」というものは、古来から存在していて、人間の存在を脅かすものでもあります。その鬼伝説について調べてみたのですが、藤の花が苦手という描写はありませんでした。桃太郎が入っていたとされている桃は、鬼を退ける効果があると言われていたようですが、鬼滅の世界には出てきません。 藤の花が苦手という設定は、鬼滅オリジナルのものであると考えられます。 藤の花が苦手な鬼たちは、 ・藤の花が咲いているところには近づけない ・匂いが苦手なので香り袋でも多少の効果がある ・藤の花の毒で鬼を殺すことが出来る という設定がありました。 太陽が苦手であること、首を斬られなければ死なないこと、そして藤の花の毒で殺すことが出来る。この3つの倒し方が存在していました。といっても、藤の花の毒はしのぶが調合したものなので、それ以外の人間が誰でも使えるというわけではありません。


なぜ「藤の花」が苦手なのか

鬼滅の刃1巻

ではなぜ、藤の花を苦手とする設定にしたのかを考えてみたいと思います。 ■藤の花はマメ科 藤の花はマメ科の植物です。鬼退治をする時に使われる豆という文字と関連付けて、藤の花にしたのではないかと考えています。鬼の能力を抑えている禰豆子にも「豆」の文字がありますし、設定を決めるうえでいくつかのルールがあったのではないかと考えています。鬼は豆を怖がる…というような感じですね。そうやって考えると、あえて藤の花が苦手という設定にしたのは納得がいきます。 ■藤の花は太陽の下に花でさく 藤の花って、太陽の光が強くないと咲かないらしいです。たいくさんの藤の花がある=太陽がたくさん当たる場所であるということでしょうから、太陽の光が苦手という設定と結び付けやすかったのも大きな理由かもしれません。 ■藤の花には毒がある 藤の花には毒があります。しのぶがその毒を使って戦っていましたが、最終的に無惨を退けたのも、藤の花の毒が影響したと考えると、作品の中で大きな役割を持っていたのだなと感じました。 この3つの理由を備えた作品が藤の花だったのではないでしょうか。お香にもなっていますし、使い勝手がよかったのかもしれませんね。


毒・薬が作品の背景にある?

鬼滅の刃が兄弟の絆を強く描かれている作品であることは知られていますが、それと同じくらい「毒」や「薬」が背景にあります。珠世の存在も薬につながる物ですし、最終的に無惨を追い詰めたのも薬の力です。 無惨を鬼化したものも薬でしたね。薬に始まり、薬に終わる作品・・・なんだか意味深ですよね。藤の花は薬にも毒にもなった植物として描かれていたのも、やはり大きな存在なのでしょう。


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