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エレンを変えた記憶の正体

2026

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エレンを変えた記憶の正体

【マンガ】 進撃の巨人(第121話)

第90話の勲章授与式で、何か「重大な記憶」を見た様子のエレン このときを境に、エレンは一変する。 アルミンやミカサといても、心ここにあらずで常にどこか遠くを見ているような目をしている。 何を考えているのかをまったく話さず、表情からも判断しにくい。勲章授与式で見た記憶も誰にも話していないようだ。 劇中どころか漫画表現的にも、エレンの心の声が書かれることが無くなってしまった。 このように、登場人物にも、読者にも、その真意が掴めない謎の主人公となってしまったエレン そのきっかけ、エレンが勲章授与式で見た重大な記憶とはなんだったのか。考察してみよう。


寄り道1 不戦顔

第66話

第90話

謎をひもとくために、少し寄り道をしよう。 寄り道一つ目は「不戦顔」についてである。 「不戦顔」とは、始祖の巨人を継承し、「不戦の契り」に囚われたレイスがする表情のことである。 それは、どこか達観したような、なんとも言えないミステリアスな表情だ。 作中では、ウーリの父、ウーリ、フリーダがこの表情をしていた。 ここで注目したいのは、フリーダが見せる表情の変化だ。 第121話で、巨人を殺さないことを責めるグリシャに対し、フリーダは一瞬動揺を見せ、その後決意したように表情を変え、平和思想を語りだした。 また、第66話で柵の外に出ようとしたヒストリアに対し、フリーダは人が変わったように怒り、直後にまた別人のようにひどく落ち込んでしまった。 これらのことから考えられることは、 『レイスは常に平和思想を抱いているわけではなく、その時の必要によって黙秘あるいは平和を語るように切り替えている。』 ということだ。だとしたら、 『レイスは、自分の本心がどうであれ、世界の秘密については不戦の契りの効力が発動して、真実を話すことが強制的にできなくなっている。』 ということだろう。 つまり、 『不戦の契りは、レイスの言動の自由を縛る呪い』 なのである。 だとしたら、「不戦顔」の意味もわかるだろう。すなわち、 『不戦顔の正体は、話したくても話せない悔しさと諦めが表れた表情』 なのである。 長くなるので詳細は書かないが、恐らく不戦の契りを仕掛けたもの(カール・フリッツとは限らないと思う。)は、 『平和思想などではなく、何らかの悪意を持ってレイスに不戦の契りを仕掛けた』 のではないだろうか。 そして、 『不戦の契りによって、世界の秘密を話すことも始祖の座標も封じられてしまったレイスとユミルの民は、巨人の壁の中で滅びを待つしかなくなってしまった』 のではないだろうか。


寄り道2 エレン・レイス

第53話

寄り道二つ目は、エレン・レイス説である。 過去の投稿を読んでもらうとわかるが、私の考察はだいたいこれが起点であり、ほとんど確信している。 「不戦の契り」と「エレン・レイス血統」の矛盾の解決こそ、「進撃の巨人」世界の秘密を解く最大の鍵だと。 説明が長くなるので省くが、万一興味があれば過去の投稿を読んでほしい。 結論だけ言うと、 『エレンはレイスの血統であり、不戦の契りに囚われている。』 のである。


エレンが見たのは

第90話

さて、本題 エレンが勲章授与式で見た記憶は一体なんだったのだろうか。 もし、不戦の契りがレイスの自由を縛る呪いであり、そしてエレンがレイスの血統だったとしたら。 そう、エレンが見たのは 『自分がレイスの血統であること』 そして、 『不戦の契りによって自由を奪われてきたレイスの歴史』 を見たのだ。 『自分も含め、レイスが不戦の契りに自由を奪われ、真実を語ることも、座標を行使することもできずに「家畜みてぇに」壁の中に押し込められたきた』 という真実を知ってしまったのだ。 それはエレンが最も嫌いなこと。自分たちが「自由を奪われ奴隷のように生きている」ことに気付いてしまったのだ。 だとすれば、 『勲章授与式で見せた鬼気迫る表情の意味は、自分たちの自由を奪ったものに対する怒り』 なのであろう。 さらに、恐らくは、 『エレンは、レイスの記憶を思い出すことによって、同時に不戦の契りの影響下にも入っている』 のである。 不戦の契りがレイス家にのみ作用するのは、巨人継承の際の血縁による記憶継承と無関係ではないだろう。 つまり、 『不戦の契りは、レイス家の巨人継承者に受け継がれる記憶の中にある』 のである。 それゆえ、レイスの記憶を見たエレンも、そこから不戦の契りに囚われてしまうのだ。 つまり、 『勲章授与式以降でエレンが時折見せる遠い目の表情は「不戦顔」』 なのだ。さらに、 『勲章授与式で見た記憶や、そもそも多くのことを語らなくなったのは、不戦の契りの効力により強制的に世界の秘密を話せなくなったから』 なのだ。おそらく、 『エレンは、仲間に話したくても話せないままに、孤独になにか、エレンや仲間の自由を奪うなにかと戦っている』 のであろう。 アルミンなら、あるいはジャンならそのことにきっと気付くはずだ。 今きっと、孤独に世界の秘密と戦っているエレンを、104期のみんななら救えるはずだ。と信じている。


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