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BLEACHの歴史の中で唯一、刀を振るわなかった草鹿やちるって一体何者?剣八の過去にまつわる、その謎に迫る!シリーズ①

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BLEACHの歴史の中で唯一、刀を振るわなかった草鹿やちるって一体何者?剣八の過去にまつわる、その謎に迫る!シリーズ①

【マンガ】 BLEACH(1)

BLEACHのキャラクターの中で唯一戦闘を行わなかった死神、草鹿やちる。その存在は謎に包まれており、様々な考察があります。そんな中、独自の考察で迫ります!


草鹿やちるという謎について

草鹿やちるとは、十一番隊副隊長であり、十一番隊隊長の更木剣八の肩にずっと乗っているピンク色の髪をしたショートヘアのちんちくりんな少女です。しかし、入隊試験を受けずに隊に入隊したほどの実力者であり、それでいてなお、「作中、一度も死神として戦っていない」という異例の実績を持ちながらBLEACHが完結したため、謎の多い少女であると大きな謎を残して、様々な人が考察を行っています。 私も草鹿やちるには、思うところがあり、今回は徹底的に草鹿やちるを考察していきたいと思います! 色々とネット上の考察を見てみると、最も多い説が、「草鹿やちるは、更木剣八の斬魄刀だった」という説です。 私はこの説は、 「半分正解で半分不正解」 だと考えています。ちょっと考察が甘いかな、と心の中で「ふふふ」と笑ってみたりしています。


何故、草鹿やちるは79区にいたのか?

草鹿やちるを語る上で最も大切なのは、流魂街という存在です。 死者の世界、尸魂界(ソウル=ソサイティー)。 その中心地となるのが、死神や貴族など高位の存在が住む八瀞霊廷。 それを囲む下町が流魂街です。 死んだ人間の魂魄が最初に辿り着く街ですね。 重要なのはその特性です。 BLEACHの世界では天国も地獄もなく、現世と尸魂界が人間の魂魄が行き来する手段となっています。つまり、罪人も善人もまず流魂街に行き、そこで現世での転生を待つ、というシステムです。 地獄というワードはBLEACHには出てきますが、実はそれは映画版特有の存在です。アニメスタッフは原作者に大まかに原作に修正が必要な事項は確認しますが、細かな設定とみなされたことはわざわざ訊ねることもないそうです。そのため、BLEACHにおける地獄とはアニメオリジナルの概念です。 では、現世の罪人は何のペナルティーも受けなかったのでしょうか? そうではありません。 そこに流魂街のシステムが組み込まれています。 流魂街には八瀞霊廷を守るように、東西南北にそれぞれ80区に階層づけられて、数字が多い区に行くほど現世で大きな罪を犯しています。そして数字が多い区ほど劣悪な環境になるように設定されており、そこで地獄のような日々を送らされ、生存競争に負けて死んでしまえば、もっと下の区に落とされ、永遠に転生できません。 草鹿やちるのパートナーとなる更木剣八は北流魂街80地区の最奥に押し込められました。 最も罪深く、現世で大罪を犯した証拠です。 現世では余程の大罪を犯したのでしょう。 それこそ極悪非道な人生で、更更木剣八が生きていても誰も得をしない。 本人自身も得をしない。 現世でもそんな人生を送っていたのかもしれません。 そんな条件の中、草鹿やちるは、 「北流魂街79地区」 に、落とされました。 それもまだハイハイするのが精一杯の赤ん坊の状態で、です。 生まれたばかりの赤ん坊がどんな罪を犯せば最奥の79区まで行けるというのでしょうか? 草鹿やちるは生前、何をしたのでしょうか? どうやって死んだのでしょうか? まず、そこが一番の謎ですね。 そして、BLEACHが完結しても一切この謎は解決されませんでした。 想像するに、そんな赤ん坊が最悪層に行く罪など数多くありません。 それも79区にされたのでさえ、赤ん坊であるということから生まれた慈悲からくる80区よりも軽くしようという免罪でしょう。 草鹿やちるが生まれたせいで、大勢の人々が亡くなった。 それは事実でしょう。 その事実が大罪だと認められ、79区に閉じ込められたのです。 考えられるのは、後継ぎ問題などです。 モデルとしている子どもがいるとすれば、神話レベルの人物だと思い、様々な日本神話の文献や日本の歴史文献を探してみましたが、男性が世継ぎするのが当たり前の日本で、女性が生まれたことで歴史が動いて沢山の人が死んだという文献は見つかりませんでした。 また、BLEACHの作者である久保帯人さんは、尸魂界は世界の土地ごとに存在し、BLEACHは尸魂界の日本支部での物語であると語っています。 なので、草鹿やちるは日本人であることには間違いありません。 中国や西洋ならば女性の跡継ぎ問題で何千人という人が亡くなるきっかけになるような歴史もあったかもしれませんが、日本では残念ながら見つかりませんでした。そのため、草鹿やちるは、歴史上の実際の人物をモデルにしているということではないと思います。 もう一つ考えられるのは、死神も使っている鬼術ですが、それが現世で人間の手によって使われ、呪いとして母親から生まれたことを呪われながら殺されたというような、母親の怨念の強さが罪の重さに加算されたというケースです。 鬼術などを開発していた技術部長の浦原喜助も謎の多い人物ですが、後任の涅マユリもそうですが、どこか現実世界の技術を応用している感じがします。それならば、鬼術のルーツは現世ということも考えられます。 また、まだ法整備がされていなかった頃の尸魂界では、そうした母親の恨みや呪いが罪に加算されることは十分に考えられます。


藍染が持つ尸魂界への怒りを知るための鍵だった

草鹿やちるは現世で地獄のような苦しみを味わって死に、尸魂界でも殺し合いが絶えない血の色しかない地獄のような環境の区で物心を育ったのです。 そう考えると、草鹿やちるはもの凄くレアな存在なのですが、BLEACHの作品の性質上、死神と死者はシビアにわけて描かれています。 また、作者の作品に対する考え方だと思いますが、登場人物の過去の回想シーンは、どの人物においても長く使って描くということをしていません。草鹿やちるがレアな存在だったとしてもそこだけ長くするなどする行為は作者のポリシーに反することだったのでしょう。 しかし、そうした中でも、尸魂界における死者の扱いへの不条理など、死神が生きている世界の環境を少しでも表現したいと思って、草鹿やちると更木剣八を登場人物として出し、その回想シーンを混ぜたのではないでしょうか?


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